東芝の石窯ドーム「ER-D100B」と「ER-D100A」は、どちらも30Lのワイド&フラット庫内を採用したオーブンレンジですが、スチーム機能や本体サイズ、解凍機能などに違いがあります。
大きな違いは、ER-D100Bはコンパクトさや使いやすい配置を重視し、ER-D100Aは過熱水蒸気や給水カセット式スチームなど調理機能が充実していることです。
置きやすさを重視するならER-D100B、過熱水蒸気や蒸し料理まで活用したいならER-D100Aが選択肢になります。この記事では両モデルの違いと共通点を比較し、それぞれどんな人におすすめなのかをわかりやすく紹介します。
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ER-D100BとER-D100Aの違いを比較
ER-D100BとER-D100Aには、スチーム機能だけでなくセンサーや解凍、トースト時間、本体サイズなどにも違いがあります。
新しいER-D100Bですべての機能が増えたわけではない点が、2機種を選ぶうえで重要です。それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
スチーム方式が違う!ER-D100Aは過熱水蒸気にも対応
スチーム調理を重視する場合はER-D100Aのほうが選択肢が豊富です。給水カセット式を採用し、過熱水蒸気調理に加えて、茶わん蒸しやプリンなどの蒸し・低温蒸し、スチームレンジにも対応しています。
ER-D100Bは角皿スチーム式で、過熱水蒸気調理やスチーム調理、スチームレンジには対応していません。普段のあたためやオーブン料理が中心なのか、スチームを使った料理まで楽しみたいのかで選びやすい違いです。
ER-D100BはコンパクトなラクポジStyleを採用
ER-D100BはER-D100Aより、幅7mm・奥行17mm・高さ10mmコンパクトです。容量はどちらも30Lなので、庫内容量を確保しながら本体の設置スペースを抑えたい人にはER-D100Bが候補になります。
また、ER-D100Bでは操作部を側面に配置した「ラクポジStyle」を採用しています。購入前には本体寸法だけでなく、左右や上方に必要な放熱スペースも含めて設置場所を確認しておきましょう。
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センサーがハイアングル赤外線センサーに変更
ER-D100Bではハイアングル赤外線センサー、ER-D100Aでは8つ目赤外線センサーを採用しています。どちらも赤外線センサーと温度センサーを使うモデルですが、センサーの仕様が変更されています。
ただし、センサー名称の違いだけから実際のあたため性能にどの程度の差が出るかを一律に判断することはできません。「新型だから必ずあたため性能が上」と決めつけず、ほかの機能差も含めて選ぶのがおすすめです。
解凍機能はER-D100Aのほうが充実
解凍方法を細かく使い分けたい人はER-D100Aに注目です。急いで解凍するときの「お急ぎ解凍」、低温スチームを利用する「スチーム全解凍」、包丁が入りやすい状態にする「さしみ・半解凍」を使い分けられます。
ER-D100Bは「さしみ」と「解凍」というシンプルな構成です。冷凍した肉や魚を頻繁に使い、用途に応じて解凍方法を選びたい場合はER-D100Aが使いやすいでしょう。
トースト時間はER-D100Aのほうが短い
通常の6枚切りトースト2枚では、ER-D100Bが約9分20秒、ER-D100Aが約6分です。どちらも途中で裏返す必要がありますが、朝食などでトーストを頻繁に焼くなら、この約3分20秒の差は確認しておきたいポイントです。
さらにER-D100Aはスチームトーストにも対応しています。電子レンジ・オーブンだけでなくトースト機能の使用頻度が高い人は、焼き上げ時間も比較して選びましょう。
レシピ数と自動メニュー数が違う
ER-D100Aは総レシピ数156、自動メニュー数100、ER-D100Bは総レシピ数140、自動メニュー数98です。
自動メニュー数の差は2メニューと小さいものの、総レシピ数では16の差があります。レシピを参考にいろいろな料理を作りたい場合はER-D100A、基本的なメニューがあれば十分という場合は、この差の優先度を下げてもよいでしょう。
お手入れ機能と庫内コーティングが違う
ER-D100Bは「庫内よごれプロテクト」と10分の庫内乾燥を搭載しています。一方、ER-D100Aは「遠赤・脱臭ブラックコート」と、5分・10分・15分から選べる「手間なしお手入れコース」を備えています。
名前が似ていてもお手入れ機能の内容は同じではありません。毎日の掃除方法まで含めて選びたい人は、この違いも確認しておくと安心です。
本体重量とカラーが違う
本体質量はER-D100Bが約18kg、ER-D100Aが約17kgで、ER-D100Bのほうが約1kg重くなっています。
カラーは、ER-D100Bがアッシュグレージュとミルキーホワイト、ER-D100Aがアッシュグレージュとグランホワイトです。アッシュグレージュは共通ですが、ホワイト系のカラー名称が異なります。
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ER-D100BとER-D100Aの共通点
違いの多い2機種ですが、オーブンレンジとしての基本仕様には共通点もあります。スチーム機能をどこまで必要とするか迷っている人は、共通する部分も確認しておきましょう。
容量30Lでワイド&フラットな庫内
ER-D100BとER-D100Aは、どちらも総庫内容量30Lのワイド&フラット庫内です。ターンテーブルがないため庫内を広く使いやすく、大きめの容器を入れる際にも便利です。
本体サイズには違いがありますが、容量そのものはどちらも30L。コンパクトな本体を重視する場合はER-D100B、スチーム機能を重視する場合はER-D100Aと、ほかの違いを軸に選びやすくなっています。
最高250℃の石窯ドームオーブン
どちらも石窯ドームオーブンを採用し、オーブン温度は100~250℃に対応しています。上下ヒーター式で、庫内まるごと遠赤も共通です。
なお、250℃での運転は約5分で、その後は自動的に200℃へ切り替わります。高温設定を使う予定がある場合は、この仕様も理解したうえで選びましょう。
石窯おまかせ焼きに対応
ER-D100BとER-D100Aは、どちらも「石窯おまかせ焼き」に対応しています。肉・野菜・魚のメニューがあり、石窯ドームシリーズらしいオーブン調理を活用できます。
スチーム機能には大きな差がありますが、オーブン料理を手軽に作りたいという基本的な用途は両モデルでカバーできます。
最高1000Wのレンジ出力に対応
レンジ最高出力はどちらも1000Wで、1000W運転は最大3分です。その後は600Wへ自動的に切り替わります。
600W・500Wの連続運転にも対応しており、普段のごはんやおかずのあたためなど、電子レンジとして日常的に使う基本性能は共通しています。
ノンフライ調理にも対応
ER-D100BとER-D100Aは、どちらもノンフライ調理に対応しています。油を使った揚げ物とは異なる調理方法で、オーブンレンジを活用したメニューの幅を広げられます。
スチーム機能が必要ない場合でも、あたためだけでなくオーブン・グリル・ノンフライ調理まで活用できる点は共通しています。
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ER-D100BとER-D100Aはどっちがおすすめ?
2機種の違いを踏まえると、単純に新しいER-D100Bを選べばよいわけではありません。設置性や操作まわりを重視するのか、過熱水蒸気をはじめとした調理機能を重視するのかで選び分けましょう。
ER-D100Bがおすすめな人
- 30Lの容量を確保しながら本体サイズを抑えたい人
- 過熱水蒸気や本格的なスチーム調理をあまり使わない人
- ラクポジStyleを採用したモデルを選びたい人
- 普段のあたためやオーブン調理を中心に使いたい人
ER-D100Bの魅力は、30Lという容量を維持しながらER-D100Aより本体がコンパクトになっていることです。スチーム関連の機能は少なくなっていますが、それらをほとんど使わない人なら大きなデメリットにならない場合があります。
設置スペースと普段の使いやすさを優先したい人はER-D100Bを検討しやすいでしょう。
▼ER-D100Bで省スペースと30Lの庫内容量を両立
ER-D100Aがおすすめな人
- 過熱水蒸気調理を使いたい人
- 蒸し・低温蒸しを活用したい人
- 解凍方法を細かく使い分けたい人
- トーストの焼き上げ時間も重視する人
- レシピの選択肢を多く持ちたい人
ER-D100Aは型落ちにあたりますが、過熱水蒸気や給水カセット式スチームなど、ER-D100Bにはない機能を備えています。解凍方法も3種類あり、調理方法を幅広く使い分けたい人に向いています。
そのため、新旧だけではなく「自分がスチーム機能を使うか」で判断することが重要です。販売価格は時期や店舗によって変動するため、購入時にはその時点の価格差も合わせて比較しましょう。
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ER-D100BとER-D100Aの違いについてよくある質問
最後に、ER-D100BとER-D100Aを選ぶときに気になりやすいポイントを整理します。
ER-D100BとER-D100Aはどちらが新型?
2機種を比較するとER-D100Bが2025年モデル、ER-D100Aが2024年モデルです。ただし、2026年には後継のER-D100Cも登場しているため、現在のシリーズ全体でER-D100Bが最新機種という意味ではありません。
ER-D100Aは型落ちでも十分使える?
ER-D100Aは型落ちですが、30L、最高1000Wレンジ、最高250℃オーブンなどの基本性能を備え、さらに過熱水蒸気や給水カセット式スチームにも対応しています。型落ちという理由だけで候補から外さず、必要な機能と販売価格を比較するのがおすすめです。
ER-D100Bでは過熱水蒸気調理はできない?
ER-D100Bは角皿スチーム式ですが、過熱水蒸気調理には対応していません。過熱水蒸気のほか、蒸し・低温蒸しやスチームレンジを使いたい場合は、ER-D100Aが対応しています。
ER-D100BとER-D100Aは設置サイズがどれくらい違う?
ER-D100Bは幅493×奥行399×高さ378mm、ER-D100Aは幅500×奥行416×高さ388mmです。ER-D100Bのほうが幅7mm、奥行17mm、高さ10mm小さいため、設置スペースが限られる場合は確認しておきたい違いです。
ER-D100BとER-D100Aの違いまとめ
ER-D100BとER-D100Aを比較すると、特に大きな違いはスチーム関連機能と本体のコンパクトさです。
- ER-D100B:本体がコンパクトで、ラクポジStyleを採用
- ER-D100A:過熱水蒸気・蒸し・低温蒸し・スチームレンジに対応
- ER-D100Aのほうが解凍方法が豊富
- 通常トースト2枚はER-D100Aのほうが短時間
- 容量30L、最高250℃オーブン、最高1000Wレンジなどは共通
キッチンの設置スペースを抑えつつ30Lモデルを使いたい人にはER-D100B、過熱水蒸気やスチーム調理まで活用して料理の幅を広げたい人にはER-D100Aが選択肢になります。
新型・型落ちだけで決めず、スチーム機能を使うかどうかを基準にすると選びやすい2機種です。購入時は販売価格も変動するため、その時点の価格差と必要な機能を合わせて比較してください。
▼ER-D100Bでキッチンをすっきり使いながらオーブン料理を楽しむ
▼ER-D100Aで過熱水蒸気を活用して料理のレパートリーを広げる

